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これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関
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どうも、昨日帰宅後太ももがへろへろになっていた河童です
どうやら結構自転車の前後輪の空気が減っていて、扱ぐのにかなりの体力を使われてしまった結果のようです


先日柚木様宅で『師走だッッ!納涼ッッッ!年末不整脈ドキドキXmas会~最早忘年会じゃねと突っ込んだら負け~』に参加してきました
尚、この名称は河童が個人的につけたものであり、その後柚木本人が忘年会と認めたため使用を控えてきました

どうせあらかたこの記事の閲覧者は参加若しくは河童本人に詳細を確認できる人物であろうと思うので詳しくは書きませんが、未成年の飲酒や喫煙がもたらす害についてを垣間見た一日でした

そして、秋山氏と帰宅途中某独陸軍の方と邂逅致しまして、なんだか本当に忘年会のような一日となりました
その後、帰宅後に即刻寝てしまったのでSkypeにもログインせず、結果的にここへの書き込みも後日となってしまいました。翔大ゴメンネー


さて、次は本日の話
今日は家で大掃除が慣行されました。大掃除で若干手首が痛いです
我が家の大掃除は2部構成で、1部は1/30でリビングの大掃除、2部は1/31で各個人の部屋の大掃除となってます
ソファー運んで箪笥運んで雑巾がけのワックスがけと、朝っぱらから重労働でした

追記には今日の午後の話をだらだらと書き綴っておきます。どーでもいいはなしなので、サイトの表示が重くならないように分離しました。普通に書いても面白くないので、若干小説(エッセイ?)風に書いておきます。よければどうぞ見て行ってくだちい

では明日はもう2009年との別れというのに全く実感が無いままこの辺で川流れ






大掃除が終了して昼寝をした後、親にたたき起こされた頃には、つけっ放しのラジオからNetz Style Studioのレミオロメンの声が聴こえてきた
先日、下宿先に一時帰宅した愚兄から、忘れていった年賀状に宛先を書いてポストに投函しろというお達しが出た。しかも夜中に、電話で。
そんなことを思い出してしまったので、眠い目をこすりながら、ウィンドブレーカーを羽織って出ることにした。

ポストは近所の中学校の前にあるという情報を親から聞き、それなら徒歩でいいかとサンダルを履いて出てみるも、しばらくすると案の定脚の指先から冷える。
厚く黒ずんだ雲が南東の空に、まるでカッターナイフで切り揃えられたかの様に横に広がって控えている。その重たい雲の壁を押し流そうとする強い寒風が、あたかも軽装で寒空の下にのこのこと顔を出してきた阿呆を囃し立てるかのようにこの身を冷やす。耳には吹き荒む風の音と、冷えた足のサンダルのぺたぺたと情けない音が響いて聴こえてきた。

普段は大学へ行く道一本しか通らず、というのも駅や中心街に行くにはそれが最短ルートだから、近所の現況は夏以来全く知らない。近所なんてものはそうそうほいほいと移ろうものでもないだろうと思い、風景なんても見向きもせず、散歩でも近辺は通らなかった。

歩いて5分ほどの近所の中学校に着いてみると、あったはずのポストが跡形もなく消えていた。どうやら道の角にあったから、通りやすいように若干の道の拡張工事でがあったようだ。拡張といっても角を削るような程度のもので、アスファルトも比較的新しいものだった。

こうなるともう何処にポストがあるのかなどわからない。そういえば以前バイト先に書類を送付するとなったときも、また別の場所にあったはずのポストがなくなっていて、結局郵便局に直接出しに行った記憶があった。しかし一旦家に帰って自転車に乗って郵便局に行くのは流石に億劫だ、というわけでまただらだらと風に吹かれながらポストを探しに放浪することにした。

ふと中学の母校に眼をやると、今年から行われている工事で、見慣れた校舎の形が一部なくなっていた。確か結構古い校舎だったから耐震工事として一部の立て直しが行われているとか。なくなった校舎のかわりとして、元々屋外テニスコートだった場所にプレハブの校舎がある。現在あのプレハブ教室で授業を受けている生徒たちはどんな気分なのだろうか。もしも万が一、今の在校生と何かの縁で思い出を語り合うようなことがあったとき、きっと思い出や経験の差異ができてしまうのだろう。そんなことを考えてみて、今になって中学の頃の記憶が蘇ってきて、それが変わってしまっていて少し寂しくなった。

裏道を通って、庭木の剪定のチェーンソーの音を横切り、先ず記憶にあった近所の神社前の公園へと繋がる道の近くにあったはずのポストを探した。ここにあったポストは前回無いことを確認していたのですぐに通り過ぎた。

結局、30分近く歩き回ってようやくコンビニ前のポストを発見した。
しかし、恐らく回収し終わった後であろう郵便配達の車がポストの隣に停車している。中には誰もいなく、回収を頼むこともできない。コンビニの中を遠目にのぞいてみても、それらしき人が出てくる気配も無い。寧ろ店員に車上荒らしでも企んでるんじゃないかと誤解を受けるのも嫌なので、とっととポストに投函して帰ることにした。
ポストの口に入れて年賀状を落としたときにした、コトンという乾いた音が今でも耳の奥に残っている。
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